東京オリンピックなどで需要が高い業種にはどんなものがあるでしょうか?

東京オリンピックや大阪万博で需要がある業種

日本経済は2021年に開催を予定している東京オリンピックと、大阪万博(2025年日本国際博覧会)による2つの大きなビッグチャンスが控えています。
国際的なビッグイベントは、インフラの整備などで継続的に成長できるビジネスが多く生まれますよ!

 

東京オリンピックや大阪万博で需要がある業種をご覧ください。
会場周辺の飲食店や宿泊サービスではなく、継続的に需要拡大を見込める業種をピックアップしています。

 

建設業

 

建設業はまだまだ伸びる?

 

大規模なイベントでもっとも大きい業種が建設業です。
東京オリンピックの場合は既に必要施設が一通り完成しましたが、オリンピック終了後に施設の改装工事が多数行われる予定です。

また、オリンピック特需によってマンションやビルの建設・修繕工事が大幅に遅れていて、当面は大きな仕事が途切れることはありません。
さらに計画当初は東京オリンピックまでの完成を目指し、その後は開発が大幅に遅れているリニア新幹線などインフラ整備の開発計画が多数あります。

大きな施設の建設や公共工事の需要が多ければ、必然的に中小規模の建設現場需要も増えていくものです。
オリンピック特需があったにも関わらず人員不足が深刻な業種ですので、今から新規参入しても大手ゼネコンの下請など仕事を獲得できるチャンスがたくさんあります。

 

 

インバウンド・観光業

 

東京オリンピックや大阪万博でインフラ整備が進めば、その後も開発エリアは便利な環境に変化して、会場になった場所は観光スポット化します。
インバウンド(訪日外国人観光客)消費を中心に国内の観光業は、大きな成長を続けていくでしょう。

 

また、昨今はSNSの普及でマイナーな観光スポットが脚光を浴びる事例が増えています。
現在は人気のない観光スポットでも情報発信を工夫すれば大きく成長できるチャンスがありますよ。

 

 

スポーツ関連

 

スポーツ関連の事業にも期待

 

東京オリンピックは歴代最多の33競技・339種目が開催される予定で、スケートボードやクライミングなど、日本人のメダル獲得を期待できる種目が多数あります。
また自国開催の利点を活かして歴代最多のメダル獲得が期待され、新たなスターや人気種目が多数生まれるかもしれません。

 

これまでプロやスポンサー契約、テレビ・ネット配信の需要が少なかった種目の人気が高まれば、プロ契約・レッスン・イベントなど新しいビジネスがたくさん生まれるでしょう。
人気が拡大していくスポーツに注目して、ビジネスチャンスを探してみてはいかがでしょうか?

 

 

人材派遣

 

大阪万博では女性経営者が集う「ウィメンズエキスポ」を同時開催させる動きが加速しています。
すでに女性が社会で活躍するシーンは増えていて、世界的な万博イベントと同時開催されれば大きな注目を集めることになるでしょう。

 

大阪万博およびウィメンズエキスポを機に今まで以上に働こうとする女性と、女性を積極採用する企業が増えれば人材派遣の需要が拡大します。
女性をメインターゲットにした人材派遣サービスは、看護師派遣など一部の業種を除いて普及していません。

 

働く女性に関連した仕事は今後間違いなく拡大していく見込みで、大阪万博同時開催のウィメンズエキスポが大きな転機になるかもしれません。

 

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